どの角度で見ても絵になるような美しさでなくてはならない

これは、体操界での話です。

じゃあ、フィギュア界に置き換えてみたらどうでしょうか？

高難度ジャンプを何本プログラムに組み込んだか、何本跳べたか…だけが注目されているのが現状ですよね。

体操界とフィギュア界の徹底的な違いは、AIシステムによる採点を取り入れているかいないかであると思うのですが、採点競技が故に、人の目によるジャッジが正しく機能していない、さらには、故意に点数を操作出来てしまうという不透明さに繋がって、その競技に対する不信感に繋がっているように思います😔

この記事は、体操界がどのようにしてAIシステムによる採点方法を構築し、実現したかが語られています。

この中の一文に…

体操をはじめとする採点競技は長年、課題を抱えてきた。人の目でジャッジするため、技が成功したかどうかや、加点・減点など評価の妥当性を巡って選手側から批判が出たり、ときには誤審騒動が起きたりすることもある。AIによって技を客観的に評価できるこのシステムは、その課題を解決するものとして反響を呼んだ。

と、記載されているとおり、採点競技の不透明さは、フィギュアスケートだけの課題ではありませでした。

じゃあ、

技の正確性に絞ったAI採点を取り入れた体操界に出来て、同じくルールに則った技が存在するフィギュア界に出来ないのはなぜでしょうか？

体操界は、固定された器具が設置された場で競技する種目が多いわけですが、そこで行われる技の数々は複雑で、その技の正確性をAIによって判定させることは、実はとても難易度が高かったのだろうと思われます。

しかし、AIシステムによる採点方法を導入出来たわけですよね。

それに比べたら、フィギュアの技、特にジャンプに至っては、横回転をするだけであって、縦にも横にも、ましてやひねりを入れるわけではないですから、AIに学習させやすいんじゃないかと…

あとは、一番大事な、離氷時のエッジの正確性とタイミング、着氷時のタイミングによる回転数が足りているかいないかを判定すれば良いだけですからね👍

スピンも、レベルを満たすための決められた要素と回転数がありますし、同じ場所で行われるという点で、分かりやすいんじゃないかと…

体操界に出来て、フィギュア界が頑なにAI導入を拒んでいる理由は、広いリンクだからとか、PCSの採点をどうするかとか、資金面で…とか、言い逃れとしか思えない幼稚な理由を並べ立てているに過ぎません。

冒頭の記事で、

池谷さんは、

「技だけ追求しても世界のトップには勝てない。体操は本来、どの角度で見ても絵になるような美しさでなくてはならない。基礎が欠如しているから汚い体操になってしまっているし、ケガも増えているのではないか」

と、述べていますが、

フィギュア界では、高難度ジャンプさえ跳べれば、たとえ、そのジャンプがルールに則っていなくとも、着氷さえすれば高得点が得られてしまうという、採点競技の不透明さの、まるで終着点を突きつけられているように感じます😔

フィギュア界は、あまりに基礎が疎かになっているにも関わらず、トップになれてしまうという、悪しき風習とでも言うべき部分が幅を利かせている、つまり、派閥に属しているかそうじゃないかで、将来の立ち位置が決まる、いつの時代だよ…な部分が根強い界隈ですよね🤫

羽生選手の名言である、

「芸術というのは、明らかに、正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力、芸術であって、それが足りないと芸術にはならないと僕は思っています」

という言葉の重みと、今、それを体現出来ている理由を、衰退激しいフィギュア界は、見て見ぬふりをしてはならないんじゃないかしら🤔

芸術生に重きをおきたいのであれば、まずは基礎から徹底して見直すところから、つまり、フィギュアスケートの原点に立ち返るところからではないかと思います😞

別に、ボランティアであるジャッジなどいなくても、技術面はAIに、PCSの採点基準を評価するのは、その分野（音楽・バレエ等）のプロたちの方が、正確に採点してくれそうですしね🤭

フィギュアスケートで世界を制することが出来るのは羽生結弦のみ🌏⛸️🪽

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まったりお茶☕️🍵タイムにいかがですか😋